質問2: 宗教儀式を行うことについて
どちらかといえばまだ『奇跡講座』新入生の私は、自分が育ってきた宗教的環境で儀式を行うことに慣れ親しんできたため、それらがないことを淋しく感じています。『奇跡講座』の教えを侵すことなく、学生たちが行なえる儀式のようなものは何かありませんか?
回答
『奇跡講座』の中には何の儀式もない、というのは事実です。このコースの焦点は、私たちの心を変えることであり、行動を変えることではないからです。けれども、私たちが、何であれ自分たちの霊的成長を育み、より深く『奇跡講座』が理解できるようになる何かを行うとしたら、それについて本質的に「悪い」ことなど何もありません。このカリキュラムには、すべきこともすべきでないこともほとんどないのです。「教師のためのマニュアル」において、「このカリキュラムは個々人に即したものとなっており」(M-29.2:6)と言われている通りであり、だからこそ私たちは聖霊の導きに従うのが良い、ということになるのです。
ただ一つの注意事項は、儀式が内面的な努力の代用とならないようにするということでしょう。イエスが「ワークブック」に「練習を儀式的なものにしてしまうことは私たちの意図するところではなく、むしろ私たちの目的に反する」(W-pI.rIII.in.2:4)と述べ、また、「教師のためのマニュアル」が、「そうしたルールをそのまま日課とすることは、危険である。なぜなら、日課それ自体が神々となりやすく、日課が達成しようとしていたゴールそのものを脅かしがちだからである」(M-16.2:5)と述べている通りです。
[2009年7月24日]