質問130: 〈特別な関係〉が「崩れ去る」ということの意味
〈特別な関係〉についての以前のQ&A(【質問129】)についてなのですが、その中で言われていた〈特別な関係〉が「崩れ去る」というのは、どういう意味なのですか?
回答
人々や物体や出来事などと私たちの間で形成される関係のいずれにおいても、癒しが起こるのは、自我の分離の想念を退けて聖霊の愛と同一化することを、心が選択したときです。そうすると、罪悪感とその投影は減少し、それにより、その関係は、「分離」という自我の目的に役立つものから、「癒し」という聖霊の目的に役立つものへと変化します。
そのときに「崩れ去る」ものというのは、〈特別性〉です。
私たちは最初に自我に耳を傾けたことにより、自分の真のアイデンティティーを否定するという選択をしましたから、その選択に伴う「欠乏」の感覚のゆえに、どの関係も、最初は〈特別性〉に由来する必要によって特徴づけられています。これは、すべての関係について言えることです。
〈赦し〉という癒しのプロセスを通して、対人関係は、「自分と他者に別々の利害はない」ということを学べる〈教室〉となります。
ものごととの関係の場合は、「崩れ去る」というのは、「それらが重要ではなくなる」という意味です。もはや、分離の後に残された空洞を埋める目的のためにそれらの物を追い求める、ということがなくなり、それらの物を所持したり、経験したりすることがもたらす結果は、ポジティブでもネガティブでもなくなります。
[2023年12月5日]